第13戦 第1回新城ロードレース
Race REPORT
レースレポート
024年Jプロツアー第13戦
第1回新城ロードレース
日付 2024年9月8日
開催地・コース 愛知県新城市庭野、日吉、吉川、小畑、中宇利、富岡、黒田(1周約16km)
距離:160km(JPT)出場:菅原(32位)横矢(35位)瀬戸口、山里、藤井、渡邉、仙洞田(DNF)
遂に後半戦が開幕。来年のアジア戦のコースの一部を使って第1回新城ロードレースが開催された。今回のレースはチームカーを入れることが出来た。国際レース以外では数少ないレースの一つとなった。コースは登りが二ヵ所。桧峠(ひのき)とホームストレートに戻る前のイノアック坂。特に桧峠の後半部分は厳しく下りもテクニカル。その後の平坦路も幅が狭いので最重要警戒ポイントとした。菅原、横矢、山里、渡邉を中心に人数の多い逃げには反応、事前に話し合ったメンバーが乗った逃げなどには反応していくことを話し合いスタートへ。
レース開始と同時にアタックがかかっていく。しかし大きな動きはなく進む。イノアック坂の後、ホームストレートが追い風なこともありかなり縦に長くなっている。いつもと違うのは集団後方にチームカーの隊列があるので縫って戻ることが出来る。ドロップしそうなときにチームカーを呼んで補給を貰いつつ耐えるのは小技の一つである。瀬戸口は上手くこなしていた。
毎周回下りが上手い選手が桧峠で抜け出し、追走がかかる展開が続く。3周目、15名程で先行して桧峠へ。渡邉が入るも乗せていないシエルブルー鹿屋の牽引で回収。下りで4名抜け出すも1周かけて回収。レースが動いたのは5周目の桧峠。12名が抜け出しに成功する。ブリッツェン 武山選手、花田選手、沢田選手(以下敬称略)キナン 宮崎、白川愛三 石上、初川グリフィン 宇田川マトリックス 織田イナーメ 小出スパークル 阿曽U23 中島すぐにタイム差は40秒ほどに拡大。メイン集団はヴィクトワール、ダイボール選手のほぼ一本引きで展開される。この時点で我々は菅原、横矢、しか残せていない厳しい状況。7周目の桧峠へのアップダウンで5名の追走が出来る。ヴィクトワール ダイボール(敬称略)サンブレイブ 宇賀キナン 孫崎 トマレバンテ 山口勝ち逃げ最終便のこの動きに菅原、横矢は乗ることが出来ず勝負は前の17名へ。優勝はブリッツェン沢田時選手、続いてキナン孫崎選手、スパークル阿曽選手と続いた。
菅原と横矢は粘りに粘って32位、35位で完走となった。
~菅原談~
広島の後から不調が続いていたがチームの為に出来ることをやり切ると決めた。終始きつい時間が続き余裕な時間は一度もなかった。最終便の直前に動いていたのであの動きには乗ることが出来なかった。ただ完走しただけになってしまい悔しいですが今の力は全て出せたと思います。応援ありがとうございました!
~横矢談~
限界まで追い込んだ。レース中に脚が攣ったのは初めてであんなにもキツイとは思わなかった。追走に入ったりしたが上手く前に合流は出来なかった。チームカーの入るレースは初だったが合宿で補給をいつも車から取っていたため上手く出来たと思う。南魚沼は得意なコースなのでしっかりと合わせていきたい。
~監督談~
チームカーが13番目で集団まで遠く展開を見ることが出来なかった。35℃を超える暑さで9月にも関わらず熱中症が多発した。菅原、横矢はまだ力不足だが勝負出来る集団に入る一歩手前まで来ている。引き続きチャレンジあるのみである。次戦は南魚沼。国内屈指の難コースです。応援よろしくお願いいたします!