第10/11戦佐木島ロードレース＆広島クリテリウム

2024年Jプロツアー第11戦
JBCF 2024山陽建設佐木島ロードレース
日付　2024年7月27日
開催地・コース　広島県三原市　佐木島公道特設コース（1周10.5km）
距離：115.5km
出場：菅原（12位）瀬戸口（27位）渡邉（58位）横矢、林、藤井DNF

第二回佐木島ロードレース、コースはイージーで補給所の登りが1.5分程。何度もここで攻撃があると暑さも相まって消耗戦になりそう。調子の良い菅原は最後に向けて温存し、渡邉、藤井、横矢は逃げ切れる足もあるので積極的に逃げを狙って展開していく。林、瀬戸口はそのサポートや繋ぎを担うと約束しスタート地点へ。
レースは2周目に動く。藤井が25名程の逃げに入るが単騎だった為不利な展開に。4周目には藤井が熱中症でドロップしてしまい林、瀬戸口がメイン集団の牽引に入る。しかし前は20名程の集団で回っているためタイム差は拡大。横矢・渡邉が他チームと協力し追走の動きを作ると1.5分まで一気に縮まるがその後の動きがなく逃げ切り濃厚に。しかし諦めずに菅原が4名で集団から抜け出しに成功。メンバーはヴェロリアン鈴木選手　群馬グリフィン小山選手　弱虫ペダル内田選手　菅原4名で回して先頭集団を追うも最先頭までは届かず。メイン集団からは逃げ切り12位フィニッシュ。瀬戸口もメイン集団27位でフィニッシュした。渡邉は怪我明け1発目のレースであったが動き回り復調をアピールした。

～監督談～出走選手の半分は熱中症でリタイアする厳しい天候だった。藤井も逃げに入ったがこの暑さには耐えられずドロップしてしまった。こればかりは暑熱順化が終わっていてもなってしまうのでサポートの質を上げて対策していきたい。後手を踏んでしまったが最後まで諦めずにレースを捨てなかった選手達にとても成長を感じる一日だった。

～菅原談～自分はメイン集団ステイと決めていたので23人逃げに行った時、藤井さんが入ったのを見て見送ってしまった。入れる位置にはいたのに。イレギュラーが起こった時も臨機応変に対応できる柔軟さを身に着けて今後に生かしていきたい


2024年Jプロツアー第12戦
JBCF　2024広島トヨタ広島クリテリウム
日付　2024年7月28日
開催地・コース　広島県広島市　広島市西区商工センター特設コース（1周1.7km）
距離：51km
出場：菅原（7位）瀬戸口、藤井、林、渡邉、横矢DNF

今日も40度を超える中のレースで距離は50㎞と短いが、ヘアピンコーナーが3か所あり強烈なインターバルがかかることもあり厳しいレースになることが予想された。昨日後手を踏んだこともあり、全員で逃げ集団で勝負するべくスタートから全開で行こうと話し合いスタート。前で動いても後ろで引き回されてもキツさは同じ。
どのチームも前で勝負したい考えは一緒でスタートからアタック合戦は激化。何度も抜け出しの動きがあるも追走が入り回収する時間が続く。10周目に瀬戸口が単騎で抜け出すことに成功し、集団は横に広がり容認したい様子。集団が疲れてきているのでこの次の動きで決まりそうな雰囲気が漂っている。11周目遂にレースが動く。11名の逃げ集団が形成される。シマノレーシング　中井、石原、寺田（敬称略）群馬グリフィン　金子鹿屋　木村ヴェロリアン　阿部広島　キンテロブリッツェン　谷、武山サンブレイブ　吉岡、宇賀アヴニール　菅原菅原は途中2度の周回賞を流れの中で獲得し、登壇を決める。シマノが3名入れていることから彼らの動きに注意しつつ立ち回るように指示し、最終局面へ。メイン集団はサイクラーズがまとまって追うも前の集団が強くタイム差は拡大の一途を辿った。
サンブレイブ宇賀選手が抜け出しを図るも許されずゴールスプリントへ。菅原は大外から早駆けするもキンテロ選手、寺田選手も同時に開始。健闘するも7位フィニッシュ。

～監督談～昨日の反省を生かし全員攻めの姿勢で臨んだ。40度の暑さできついのだからレースを動かしてもっと厳しくしていこうと。全員が集団を動かし続け最終的に調子の良い菅原が入り勝負の権利を得ることが出来た。これはチーム員全員で得た権利であり全員を評価したい。

～菅原談～今日は終始余裕を持ってレースを展開することが出来た。半分くらいから水がなくなってしまいその点はしんどかったけれど最後まで集中して走ることが出来た。スプリントは自分のタイミングで行ったがやはり国内トップレベルの選手相手ではまだ力が足りなかった。優勝してみんなで笑うために鍛錬を続けていきます。