第9.10戦 JBCFおんたけ

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第9.10戦 JBCFおんたけTT/ヒルクライム
 Race REPORT

レースレポート

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024年Jプロツアー第9戦第2回JBCFおんたけタイムトライアル
日付 2024年5月18日
開催地・コース 長野県木曽郡王滝村 御嶽湖南岸(1周16km)
距離:32km
出場:渡邉(11位)菅原(21位)瀬戸口(27位)

2024年Jプロツアー第10戦第2回JBCFおんたけヒルクライム

日付 2024年5月19日
開催地・コース 長野県木曽郡王滝村  松原スポーツ公園近傍スタート(24km/内パレード5km)距離:24km
出場:渡邉(13位)菅原(40位)瀬戸口(46位)

数少ないタイムトライアルとヒルクライムのレースがおんたけにて開催された。国際レースであるツアーオブジャパンと開催時期が重なったことから出場人数は少な目ではあるが、元全日本チャンピオンである金子選手のタイムにどれだけ近づくことが出来るのか腕試しの場でもあった。ヒルクライムレースでもほとんどが優勝の金子選手、彼の作り上げるペースにどこまで食らいつけるか。
タイムトライアル、ヒルクライム共に自分との戦いであるので今回は選手から生の声をお届けします。

~渡邉談~

タイムトライアル11位1周目は想定通りのタイムで回ることができた。本来ならこのペースはまだ余裕を残した状態で2周目にタイムを縮めに行く想定だったが、結果的に1周目よりタイムを1分落としてしまい、目標にはほど遠いタイム、順位となってしまった。力はもちろん、ペース配分等、準備不足であった。
ヒルクライム13位全長24km、標高2300mまで駆け上がる御嶽ヒルクライム。昨年の夏場の合宿をここで行い、何度も登ったことのあるコースであり、ペース配分はシミュレーション通りレースを進めることができた。標高が高くなる後半部分では一度オーバーペースで走ってしまうと取り返しがつかなくなる。そのため前半の斜度が緩い区間は集団で合わせて走り、標高が2000mを超え、斜度がキツくなった区間から自分のペースで全力を尽くして走り切った。
全日本選手権に向けて今の自分の実力、走力を知ることができた。今回は望んだ順位を取ることは出来なかったが、全日本選手権までの1ヶ月の過ごし方により気が引き締まるレースとなった。全日本ジャージに袖を通せるよう、日々を全力で駆け抜けて行きたい。

~菅原談~

今回のレースは5月の頭から体調を崩して、2週間ほど自転車に乗れない状況が続いていた中での遠征だった。復帰後のトレーニングでも明確に出力が落ちているのが確認できた。ヒルクライム、TT共に誤魔化しが効かないが、とにかく今出せる全力で走るだけだった。
TTは普段の感覚で踏むと途中で激ダレの未来が見えていたので相当抑えて入った。その点は狙い通りだったがオールアウトを恐れてペースアップが遅れてしまい、タイムが伸びきらずに終わってしまった。
ヒルクライムは集団についていけるだけついてオールアウトが近づいてきたら自分のペースで走ることにした。中腹のあたりで集団から離れ、そこから自分のペースで走っていたが、酸欠で全く踏めず苦しみながらゴールした。
出走前から好成績が望めないことは分かっていたが、実際に全く走れない自分に直面するとやはり悲しいし、不甲斐なく思った。サポートしてくださっている多くの方々のためにも、強い自分を取り戻して結果に繋げたい。

~瀬戸口談~

TT体調がすぐれませんでしたが、TTの経験が少ない中で、まずは経験値をと思い出場しました。スタートして5~6分間は目標ワットで踏めましたが、それ以降は思ったように脚が回らず、徐々にペースダウンしながらのゴールでした。レース中はひたすら数字だけを見て、まだ限界ではないはずと自分に言い聞かせていました。良かった点としては、エアロポジションのキープがまずまずであったこと、反省点としては、ライン取りやTTバイクでのペダリングが安定していなかったことです。ヒルクライム3年ぶりのヒルクライムのレースで不安を感じつつの出走でした。体調もすぐれませんでしたが、他人に長時間絶え間なく引きずられ続ける経験は精神的にとても良い刺激になりました。ペースとしてはかなり悪く、3hのベストパワーより低い出力で、体調もですが、なにより高地でのパフォーマンスの振れ幅が大きいように感じました。

~監督談~

シングルリザルトには届かず、渡邉の11位が最高位であった。JPTの前半戦はこれにて終了となり全日本選手権に向けて1か月間さらに集中する時期が続く。ロードレースはフィジカルが劣っていてもクレバーに走ることでその差を埋める事が出来るが、タイムトライアルとヒルクライムはそうはいかない。フィジカルの底上げは必須であるが焦らず一歩一歩前に進んでいきたい。かつ全日本に向けてブレイクスルーは必須である。選手の身体に細心の注意を払い追い込めるギリギリまでトレーニングに付き合いたいと思う。
 
 

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