第3戦 JBCF真岡芳賀ロードレース

024年Jプロツアー第3戦JBCF真岡芳賀ロードレース
日付　2024年3月23日開催地・
コース　栃木県真岡市 井頭公園東側特設コース（1周7.2km）
距離：100.8km
出場：渡邉（3位）横矢（36位）藤井（50位）菅原（60位）瀬戸口（72位）山里、林（DNF）
 
Jプロツアー第3戦は栃木県真岡市井頭公園の周辺の公道を使って開催。
水田のまわりの農道を繋いだテクニカルなコーナーが多く前にいないと非常に足を使うコース。極め付けは雪で気温がとても低い。100kmと距離も短い事からハイペースが続き後ろにいる選手が一人また一人と遅れていくであろうと容易に想像ができ、スタートから全員全開で行こうと。
スタートから打ち合いが続き3周目、S字のコーナーで集団落車が発生。山里、林、横矢、菅原、瀬戸口が絡む。山里はバイク交換、林はそのまま救急車で搬送。(大事には至らず、幸いな事に骨折は無し。)横矢、菅原、瀬戸口はいくつにも分断された集団で走行。横矢はやがてメイン集団は復帰、菅原と瀬戸口も粘るも追いきれずグルペットへ。シマノ入別選手、愛三岡本選手の2名がエスケープを始め、集団は沈静化。渡邉、藤井、横矢の3名で終盤に備えることに。
ラストラップの残り4km、渡邉、マトリックスホセ選手、シマノ石原選手、レバンテ富士サウル選手の4名で抜け出しに成功。石原選手で勝負したいシマノ勢が集団を止めてくれた事もあり、逃げ切り濃厚に。渡邉の攻撃を耐えた石原選手がカウンターでペースアップ。ホセ選手のみが反応し、ゴールスプリントへ。渡邉はサウル選手と前を追うが届かず、最後はサウル選手を捲りきり3着。優勝はホセ選手、石原選手が2着。横矢36位、藤井50位、菅原60位、瀬戸口72位でフィニッシュした。

 
監督談
渡邉はレース前に「今日は最後自分で仕掛けて勝負します！」と。有言実行の3位であった。抜け出したあとの動きに課題点がいくつも見つかった。抜け出した他の選手に比べ脚が残せていない状況で自ら動き、カウンターで抜け出されてしまったのは次回への課題。3年目の渡邉は心身ともに成長を感じる。優勝を目指してもうひとステップ登って欲しい。他のメンバーも自ら展開に乗れるようになれば更なる高みを目指せるので地道にトレーニングを続けていく次第です。

渡邉談
スタートから中盤まではキツく、何もしないまま終わるなら少し集団牽引に加わっておこうと考えた。そこで刺激が入り急に脚が軽くなり始めた。そこからは勝負の動きに徹した。最終周抜け出したのは良いが、石原選手とホセ選手はもう二段階くらい上のレベルにいたのでそこの差を埋めるためにトレーニングしていくしか無い。3位は嬉しいが同時に大きな壁にぶち当たってしまった。絶対にレベルアップして乗り越えていき優勝を掴み取りたい。