2023/06/11
Coupe du Japon 白山一里野
Cat,M-Elite
Result,XCC 4th,XCO 4th(Winner; XCC 竹内遼,XCO 副島逹海)
使用機材
Bike:TRK Works
Suspension Fork:SR SUNTOUR AXON WARX 34
Stem:Grange 50ステム 80mm
Whee(Tire)l:Pax Project(XCC F:Schwalbe Racing Ralph R:ThunderBart, XCO
F:Schwalbe Racing RAY,R:Schwalbe Racing Ralph)
Helmet:OGK KABUTO IZANAGI
EyeWear:Evil Eye
Grove:OGK KABUTO PRG7
Wear:WAVEONE スピードワンピース(半袖)
Shoes:SIDI Tiger2
Gel,Drink:Molten
2週間前の八幡浜、前週のJPT伊豆の双方のレースでひどい腰痛を発生し高強度の練
習量を落としエンデュランスメインの回復メニューに切り替えている中でのレース
となった。
コースとしてはスキー場のゲレンデのきつい登りと重い芝路面をトラバースするもの
であり、前年のような登りしかないという印象のコースとは少し変わっていた。
土曜日試走の時点では前日までの雨によって一部路面がウェットだったがドライタ
イヤで走ることのできるレベルだった。
XCC
XCCは5番コールで最前列スタートだった。
また自分でも正直びっくりするくらいスタートがうまくいきホールショットを取り
トップで最初の登りに入った。
しかしやはり登坂のパワーが足りず2番手で上りを終えトラバース区間で4番手にポ
ジションを下げ降りに入った。
4番手で1周目を完了したがトップパックの3人からは離れてしまい2人の4番手パッ
クを形成した。
2周目、3周目は4番手パックのまま展開した。
4周目にパックからこぼれ落ち単独5番手となったがなんとか粘り4番手選手が見え
る位置で5周目を完了した。
最終周となった6周目で前の選手のペースが少し落ちたように感じ最後の精神力でペ
ースを上げトラバース区間の終わりでキャッチした。
降りを終え細かなテクニカルセクションでスプリントの準備をしどうにか差し切っ
て4番手、XCO最前列コールを確保した。
XCO
前日とは変わり朝から雨が降り続けかなりのマッドコンディションになり、さらに
朝からのレースによって掘り返され一部セクションの乗車が厳しくなっていた。
XCCの結果から4番手コールだった。
スタートからトップパックの3選手が早く早々に離されてしまったが少しでも丁寧に
走ることを心がけてレースを進めた。
基本1周目から単独で前の選手との距離が少しずつ離れていくのを感じながらのレー
スとなった。
丁寧に集中して走ることを意識しながら1周1周走ったが3周目くらいで雨が降り止み
バイクに泥が乗り始めた。
これにより4周目にチェーン落ちをし一度5番手の落ちたがここでは比較的スムーズ
に復帰できすぐに4番手に戻った。
6周目に前の選手のペースが落ちていると言われ少しずつ差が詰まっていることが実
感できた。
7周目に追いつき3番手にポジションをあげた。
最終週に入った時には単独の3番手となっており何かトラブルがなければこのままレ
ースを終えられる位置にあった。
しかし残り半周ほどのところでくっつく泥によって再びチェーン落ちを起こし復帰
にかなりの時間をとってしまったことで5番手にポジションを下げてしまった。
そこから必死に前を追ったが追いつくことはできず4番手でレースを終えた。
ポディウムが見えていた中でのチェーン落ちと復帰に時間がかかったことはとても
残念ですが自分のレース中の変速系への水掛けがうまくなかったこと、機材のクリ
アランス等の特性を理解して対処できなかったことが原因だと思っています。
また相変わらず前との差は大きいですが最終盤にラップ順位でトップタイムが出た
りと今回自分としては少し希望が見えたような感覚を持っています。
少しずつ積み重ねていくことで今は遠く感じているトップパックでのレース展開を
できるようにトレーニングをしていきます。
また今回フィジカル面以外にもレース中の機材に対するマネジメントなどの課題も
見えたので全日本選手権に向けてしっかりと対策をし臨みたいと思います。
最後になりましたがサポートをしていただいているスポンサー様、サプライヤー
様、サポーターの皆様に感謝を申し上げます。
次戦に向けて引き続きトレーニングに励んでいきます。
次戦は7/8-9 MTB全日本選手権になります。
引き続きよろしくお願いいたします。