2025年Jプロツアー第11戦
JBCF群馬CSCロードレース10月大会
Day1日付 2025年10月25日
開催地・コース 群馬県みなかみ郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター(1周6km)
距離:150km
出場:望月(6位)菅原(16位)阿見寺(22位) 仙洞田、山里、藤井、児玉(DNF)
2025シーズン最終戦、群馬CSCロードが群馬県みなかみ町にて開催。天候は霧雨、小雨。気温は10度前後と厳しいコンディションの中争われた。個人総合争いが激化している中、どこかで抜け出し優勝を掴みたい。そんな思惑の中レースはスタート。
阿見寺、菅原、望月を後半に温存し他メンバーで前半の動きには対応するプランでスタート。
スタートから打ち合いがしばらく続く。リーダージャージの金子選手含む逃げができかけたりするも引き戻される展開。藤井がかなり積極的に反応して前半戦をこなしていく。レースが動いたのは7周目あたり。速い展開が続いたあとの緩んだタイミングで菅原含む6名が先行を開始。Astemo宇都宮ブリッツェン 武山選手、フェン選手ヴィクトワール広島 孫崎選手イナーメ信濃山形 小出選手アヴニールサイクリング山梨 菅原菅原は後半まで温存の予定であったが、力を使わずして逃げに入ったのでそのままGO.その後の追走で弱虫ペダルサイクリングチーム 馬場選手アヴニールサイクリング山梨 山里計7名でしばらく逃げることに。
メイン集団はサイクラーズSNEL、レバンテフジ静岡が選手を出し合ってコントロール。逃げとメイン集団は最大で1分10秒とあまりタイム差を許さない緊張した状況のまま大部分を消化していく。
タイム差が大きく開かない事から逃げの2名にも「追走または集団が来たところから勝負」が始まることを伝え、温存しながら走るように指示。
10周を切るとメイン集団から追走の動きが始まり逃げとのタイム差が徐々に詰まり始める。残り7周でペースアップを繰り返すメイン集団に逃げ集団は吸収される。集団に残ったのは菅原、阿見寺、望月の3名。そのタイミングでヴィクトワール広島、ダイボール選手が単騎逃げを開始。30秒ほどギャップが生まれたところでサイクラーズSNEL 佐藤光選手アヴニールサイクリング山梨 阿見寺の2名が追走に出てダイボール選手を追いかける展開に。しかし先頭ダイボール選手が強くタイム差は一向に縮まらず、メイン集団は集団スプリントに持ち込みたいAstemo宇都宮ブリッツェンが総出でコントロールし均衡が保たれたまま距離を消化していく。
残り1周まで阿見寺は逃げ続けるがメイン集団が心臓破りの手前で吸収。心臓破りでダイボール選手も吸収しクライマックスへ。群馬グリフィン 金子選手Astemo宇都宮ブリッツェン 岡選手シマノレーシング 山田選手3名が力技でアタックし抜け出しに成功。望月、菅原はこの動きには対応できず4位争いのメイン集団でスプリントへ。
優勝 Astemo宇都宮ブリッツェン 岡選手2位 シマノレーシング 山田選手3位 群馬グリフィン 金子選手と続いた。
メイン集団のスプリント勝負に加わった望月が6位フィニッシュ。菅原が16位、阿見寺が22位と続いた。
~監督談~今シーズン最後のレースで全員が噛み合ったレースが出来た。正直来年もこのメンバーで戦うことが出来れば今年以上の結果は見込める。しかしそうもいかないのが現実。全員が自分の出来る仕事を全うした。阿見寺の抜け出すタイミングがダイボール選手と同時であったなら逃げ切りも可能だった。その点ミーティングで詰めなかった私の采配ミスなので更にレースを先読みして選手の引き出しが多くなるアドバイスが出来るよう精進するのみである。選手には1年間よく頑張ったと伝えたい。
~望月談~あそこまで先輩方に動いてもらい、守ってもらったのに最終周の心臓破りのアタックには着くことが出来なかった。とても悔しい気持ちです。成長して優勝を掴む事の出来る選手になります。応援ありがとうございました!