JPT開幕戦鹿屋・肝付・志布志

HOME | JPT開幕戦鹿屋・肝付・志布志

鹿屋・肝付ロードレース

 

23年Jプロツアー第1戦第1回JBCF鹿屋・肝付ロードレース

23年Jプロツアー第1戦第1回JBCF鹿屋・肝付ロードレース
2023年2月25日開催地 鹿児島県立大隅広域公園周辺特設コース(1周6.5km)距 離:130km出場:若月(58位)、横矢(51位)、水野(DNF)、瀬戸口(30位)、渡邉(55位)、藤井(DNF)、エリック(54位)

ついに開幕戦。直前に5日間の合宿を行いレースへ臨んだ。その際スクールの生徒の父兄の方々に昼食を作っていただいたり、お手伝いいただき有意義な合宿にする事が出来ました。この場を借りてお礼させてください。ありがとうございます。
コースには強風が吹いているが向かい風区間が多くそこで一つにまとまるコース。積極的に前で展開してエリック以外は逃げを狙う展開へ持ち込みたい。レースが始まるとアタックの撃ち合いが続くが向かい風区間で全て押し戻されるような展開。力技で逃げるのは難しい状況で集団が疲弊してからの上手になりそう。途中7名ほどが逃げ出し地元シエルブルー鹿屋と我々が逃げ遅れる展開。シエルブルーの選手、水野、若月、藤井でなんとか振り出しに戻す事に成功。と言っても逃げのメンバーの意思が合致せずペースダウンしただけであり正直助かったと状況。
その後10周目にBS河野選手が一人でエスケープを始める。そこへ才田選手がジャンプし、渡邉が後追いで合流し7名の先頭集団が出来上がる。2分ほどタイム差が広がり逃げ切り濃厚かと思われたが愛三工業の牽引によりタイム差は一気に縮まり出す。渡邉は残り4周でドロップしたものの周回賞を獲得。集団では瀬戸口がうまく立ち回るが最後の勝負には絡めずチーム最高位の30位。エリック選手はメカトラにより戦線離脱。優勝は集団をコントロールしきった愛三工業の岡本選手だった。
監督談瀬戸口の30位が最高位と物足りなさはあるが去年より遥かに動けるようになっている。しかし重要な場面で乗り遅れたり致命傷になる前に動いたりの判断が遅すぎる。自らのリザルトも大切だがロードレースはチームスポーツ。その点各自もう一度見直す必要があると感じた。

2023年Jプロツアー第2戦第1回JBCF志布志クリテリウム

23年2月26日開催地:志布志しおかぜ公園特設コース(1周2.9km)距 離:49.3km
出場: 若月(44位)、横矢(39位)、水野(63位)、瀬戸口(36位)、渡邉(51位)、藤井(58位)、エリック(31位)

L字のコースのレイアウトで風が強く吹いている。一番奥のヘアピンコーナーまでが向かい風で折り返してからは追い風。最終周のヘアピンをどこでクリアできるかで順位が決まると考えてもいいコース。レースはしばらくアタックが続く。そんな中エリック選手が2周目の周回賞を獲得。何度も小さな抜け出しがあり若月、横矢、水野、瀬戸口あたりで対応。6周目にキナンのトマ選手、シマノ中井選手が抜け出したところで一瞬蓋をされ逃げが成立。7名vs集団に。昨日と同じく愛三工業がコントロールを開始。そこからは高速巡行が残り2周まで続く。残り2周の向かい風区間で風下が開いたので一気に前に出て愛三に並び最終周回へ向かおうと試みるが勢い余ったアヴニールトレインは愛三をパスし逃げ集団まで回収してしまう。しかしこの動きでトレインは崩壊し誰も残れない結果に。積極的なのは良いが冷静さを欠いて猪突猛進してしまった結果エリックの31位が最高位となった。コントロールし切った愛三の岡本選手が2連勝。
監督談去年までであれば最後雪崩こみで誰かが上位に入る事しか出来なかったが今年はチームでトレインを組んで最終局面で戦うことまでは出来ている。正しいタイミングで正しい方向へ力を使う事が大切。しかしまだそれが出来ていない。こればかりは経験を積むことが大切。自分たちはまだ強くないと認めるところから次へ繋がっていくと感じる開幕2連戦だった。

s__20693017.jpg s__20693013.jpg s__20693015.jpg s__20693019.jpg