2025年Jプロツアー第9戦
第2回JBCF新城ロードレース
日付 2025年9月7日
開催地・コース 愛知県新城市作手・鳳来北西部地区公道(1周17.6km)
距離:94.8km(JPT)
出場:仙洞田(16位)鈴木(29位)藤井(33位)
遂に後半戦がスタート。大学No.1を決めるインカレと被ったため、半数はそちらへ出場。3名少数精鋭での遠征となった。
他会場で行われたインカレは阿見寺2位、菅原3位と3年連続優勝者を出すことは出来なかったが、若手育成が上手くいっていることを確認できた良いレースであった。
新城のコースは登りと下りしかない国内最恐のコースへと一新された。登りは3.4キロ10%と国内のレースに現れる登坂では確実に一番ハードだと全員が口をそろえた。
1周目の登坂でどれだけ食らいつけるか、その1点にだけフォーカスしレースに臨んだ。
1周目は下りが危険なことから登坂区間まで約10㎞をパレード走行とし一度止まってからのリアルスタートへ変更された。
1周目の登りで早速3名が抜け出す。
宇都宮ブリッツェン、岡選手
群馬グリフィン、金子選手
愛三工業、橋川選手
ほぼ金子選手の一本引きである。
その後ろに8名の追走、10名の追走、20名のメイン集団の構図でしばらくレースは進む。
我々は仙洞田が最後尾から登り始めたにもかかわらず第二集団にジョイン。
鈴木、藤井はメイン集団でレースを進めることに。
3名の集団に8名が合流し11人の集団になるが金子選手の引きですぐに最初の3名に。
唯一ヴィクトワール広島ダイボール選手が追いつく。
他グループは先頭に追い付くことはなく各グループゴールを目指すことに。
先頭集団では群馬グリフィン金子選手が強さを見せ、独走優勝。
2位にヴィクトワール広島ダイボール選手、3位に愛三工業橋川選手と続いた。
第2集団で粘りを見せた仙洞田が16位、鈴木と藤井も完走率が半分にも満たないレースでしっかりと走り切った。
~監督談~
このコースでレースが成立するのかと前夜は不安だったが全員ポテンシャルを発揮した。
仙洞田は後半戦のこのレースを狙うため夏合宿を休みなく慣行。先頭付近で登りに突入できていれば先頭集団で展開していたであろう脚力を発揮した。
次戦南魚沼ではこの失敗を繰り返さず前でレースを進めて欲しい。
~仙洞田談~
このために夏休み返上でトレーニングを積んできました。合宿中は疲労が溜まり皆に置いて行かれてばかりだったがブレイクスルーが来ると信じていた。
実際最近は調子の良さを感じていたので間違ってなかったと思う。
レースは先頭集団を見ることなく終えてしまった。今持てる力全てを出し切っての結果なので悔しいけれど満足しています。南魚沼も少しでも前の順位でゴールできるよう頑張ります。