■Jプロツアー第4戦JBCF群馬ロードレース DAY1
2022年4月23日開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周:6km)距離:120km出場 神村18位 風間25位 瀬戸口DNF 水野DNF 山口DNF 若月DNF
群馬CSCは比較的フラットなコースであり大きい集団で進むのが通説であったが今回は全く違う展開となった。瀬戸口神村は逃げ集団に入ることを目標とし、ほかのメンバーはそれをサポート。最後は風間で勝負のレースプランでスタート。最初からハイペースな展開が続きレースの半分も経過していない8周時点でコース上には30名ほどしか残らない展開に。マトリックスの選手が攻撃すればたちまち集団は崩壊する圧倒的な走り。神村風間瀬戸口はコンディションが良く集団に残る。後半の15周目に満を持してマトリックスキンテロ選手が先行を開始。ここに反応できる選手はなくそのままキンテロ選手が逃げ切り優勝。メイン集団もバラバラになりいくつものグループがゴールを目指し走行。神村がチーム最高位の18位風間は粘って最終完走者の25位でレースを終えた。
最初の1時間が強烈に早くそこに対応する能力がさらに必要だった。後半にもっと枚数を残せるように自足をつけるしかない。マトリックスの選手が強いのはわかっているが予想をはるかに超える強さである。今すぐに対応できる力が備わることはない。しかしあきらめずにコツコツと続け手の届く位置までチームを押し上げたい。彼らと勝負することが出来れば国際大会でも勝負できるといった指標になる。歩みを止めず成長していきたい。
■Jプロツアー第5戦群馬CSCロードレース4月 DAY2
2022年4月24日開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周:6km)距離:108km出場 風間11位 瀬戸口17位 若月29位 神村49位 水野DNF 山口DNF
昨日とは違いすぐに逃げが決まったレースであった。マトリックスのキンテロ選手、小林選手の乗った逃げは快調に飛ばしゴールまで逃げ切ることに。ここに乗せられなかった群馬グリフィン、イナーメ信濃山形、アヴニールで集団をコントロールし被害を最小限に留めようとするも逃げ集団の方が強くタイム差は拡大する一方。先頭集団とのタイム差を詰められる選手やチームはプロトンには存在せず今日もマトリックスの強さを強烈に感じる悔しいレースとなった。諦めたプロトンの中で少しでも良い順位を目指し各選手全力を尽くし風間の11位が最高順位であった。
自転車競技は自己犠牲のスポーツであり人間味が大きく出るスポーツである。時には自分のリザルトを捨て誰かのために働くことが必要である。コンスタントに上位には入れているので次のステップへ進む時期が来たように感じる。今までは個人色が強かったがチームで結果を残す方向へシフトしたい。積極性は忘れずチャレンジ精神をもって臨むことはブラさずに持ち続けたい。