第4回JBCF南魚沼クリテ/ロード
Race REPORT
レースレポート
2024年Jプロツアー第14戦
第4回JBCF南魚沼クリテリウム
日付 2024年9月22日
開催地・コース 新潟県南魚沼市六日町坂戸 特設コース(1周1.24km)
距離:43.4km
出場:藤井(15位)渡邉(18位)横矢、瀬戸口、菅原、仙洞田(DNF)
レースは生憎の雨模様の中、スタートが切られた。1.24m x35周=43.4km、ローリングでレースはスタート。 シマノの選手が1周目から交互に先頭でレースを進めるなか、渡邊和貴選手も集団前方で周回を重ねる。 集団中ほどで藤井、瀬戸口、菅原、横矢、仙洞田も周回を重ねる。雨脚は弱まることはなくレースは10周回を完了。11周目に入ったところで藤井が集団前目にいる渡邊にジョイン。集団の速度は変わらず一列棒状にレースは進行し、遅れ始める選手が出てくる。仙洞田、瀬戸口、仙洞田も遅れDNF(仙洞田11周、菅原14周、瀬戸口14周) 15周回を終える頃には先頭集団と後続集団に分かれる。後方集団に取り残された横矢は粘りの走行を続けたがDNFとなる。(横矢25周) 20周回を過ぎシマノ寺田が一人逃げだし、そこにキナン新城雄大、ブリッツェン武山、ブリヂストン山本、が続き、シマノ風間も追いつき6名の逃げが形成される。メイン集団ではマンセボが引き始めメイン集団もバラバラに。藤井、渡辺も集団後方で耐えながら周回を重ねていく。 最終盤ではメイン集団と15秒差をつけたブリヂストン3名を含んだ先頭8名が最終ラップに突入、そのままブリヂストンが松田、山本がワンツーフィニッシュ。藤井、渡邊はメイン集団でフィニッシュ(藤井15位、渡邊18位)となった。(敬称略)
~藤井談~コンディションも良く後方でのスタートとなったが冷静に遅れそうな選手をパスしつつ和貴の近くまでいけた。そのころには集団の人数もかなり減っていて最初程気を遣うことはなかった。最後連携して上位を目指したがコーナーで落車等あり分断されてしまいシングルリザルトは残せなかった。明日は厳しいレースとなりそうだが全力で走り切りたい。
~池上助監督談~比較的簡単なコースではあるけれど雨で難易度がガラッと変わったレースになりました。スタートから全開の展開が続き後方スタートした選手は実力を発揮することなくDNFに。集団前方にスタート前から並んでおかないといけないと感じた。(そのようなレースコースでいいのかとも感じる。) 藤井選手は今までの個人順位としては一番良かったのでその点評価したい。
2024年Jプロツアー第15戦
第58回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ第9回JBCF南魚沼ロードレース
日付 2024年9月23日
開催地・コース 新潟県南魚沼市 三国川ダム周回コース(1周12km)
距離:144km
出場:横矢、渡邉、瀬戸口、仙洞田、菅原、藤井(DNF)
南魚沼ロードレースは、経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップレースとして三国川ダム湖1周回12kmを12周=144kmを走るレースとなった。レースは濃い霧雨の中マスドスタートでスタートし、1周目よりアタックの動きがみられるが決まらずにペースが落ち着くことはなく序盤周回が進んでいく。前日のクリテリウムで完走して調子の良さを見せていた藤井選手が2周回目の下りで単独落車。すぐに集団後方に復帰し粘りを見せる。先頭集団の速い引きが続く厳しいレース展開が続き、中切れや後続集団に徐々に遅れが出始め、足切りとなる選手が出始める。菅原選手(5周回DNF)、藤井選手(6周回DNF)、仙洞田選手(6周回DNF)も中盤でレースを終える。先頭集団から遅れた小集団で周回を重ねていた瀬戸口選手、渡邉選手も7周回で足切りとなった。横矢選手は前半から先頭集団後方~中段集団で周回を重ねていたが、終盤9周回目前のアタックの動きにむけ集団の速度が更に上がったところでついにドロップ。ヴェロリアン松山の阿部嵩之選手と2人でなんとか粘ったが10周回でDNFとなった。
地力が露わになるコース、アタックも終盤まで決まらないという展開で厳しいレースとなり完走することはできなかった。レースは最終盤にヴィクトワール広島ベンジャミンダイボール選手が単独で抜け出し優勝。その動きに対応したサイクラーズ佐藤選手が2着、シマノレーシング風間選手と続いた。
~横矢談~このレースの為に準備してきたので結果を残したかった。序盤から速い展開が続いたがそこは難なくこなすことが出来たが、2時間を過ぎたあたりから徐々に足が重くなってしまいドロップしてしまった。せめて完走と思いアベタカさんと粘ったが残り2周で足切りとなってしまった。
~池上助監督談~インカレ出場選手には延期開催となったインカレ後の疲労が残っていた可能性や、好調さを見せていた藤井選手の落車など不運な展開となってしまったが、横矢選手が終盤まで粘りの走行を見せた。終盤の展開を生き延びることができるよう、エネルギー欠如となる前に計画的に補給を取ることを意識すること&トレーニングを続けることを意識して欲しい。このレースで結果を残すことで真のロードレーサーと呼べると思います。