2023全日本選手権マウンテンバイクXCC,XCO

HOME | 2023全日本選手権マウンテンバイクXCC,XCO

20230708-09
全日本選手権マウンテンバイクXCC,XCO


Cat,XCC: Men-Elite,XCO: Men-U23
Result: XCC 7th, XCO 4th(Winner;XCC 北林力,XCO 副島逹海)
使用機材
Bike:TRK Works
Suspension Fork:SR SUNTOUR AXON WARX 34
Stem:Grange 50ステム 80mm
Whee(Tire)l:Pax Project(XCC,XCO F:Schwalbe Racing RAY,R:Schwalbe Racing
Ralph)
Helmet:OGK KABUTO IZANAGI
EyeWear:Evil Eye RoadSence+Vario lens
Grove:Waveone レジェフィットグローブ
Wear:WAVEONE スピードワンピース(半袖)
Shoes:SIDI Tiger2
Gel,Drink:Molten
UpOil:Igname sport aroma Summer, Rain Gel

サマーシーズン最大のターゲットレースとして全日本選手権XCC,XCOに出場した。
このレースの目標は当然優勝でありそれを達成するためのトレーニングもしっかり
と積むことができ良い状態でレースに臨むことができたと思う。
今回のコースとしてはXCCは重い芝路面がメインで常に踏み続ける必要のある休み
所のない設定、XCOはテクニカルではないものの全体的に登りが多く、かつ下りセ
クションの繋ぎ等でも差が生まれる設定になっていると感じた。
加えてレース直前までの天気予報は雨模様となっていたためコースコンディション
が悪化する想定の準備をしてレースへ向かった。

XCC
全日本XCCはU23カテゴリーの設定がないためエリートでの出走となり、UCIラン
キング順のコールで9番目、2列目からのスタートとなった。
予報に反して雨は降らずコースコンディションはほぼドライだった。
XCCはスタートが重要なため普段からスタートが安定している印象のある選手の後
ろのグリッドを確保した。
しかし今回運悪くその選手がスタートを完全に失敗しそれに巻き込まれてしまった
ことでかなり大きくポジションを落としてしまった。
1周目の選手がまとまっているうちにできるだけ前の選手をパスしようと少しオーバ
ーペース気味で突っ込んだものの思うように前方をパスできず15番手で1周目を終
了。
2周目に先頭パックとかなりの距離が開いており追いつくのはかなり絶望的だったが
前方の選手を少しずつパスしながら10番手で2周目を完了。
3周目に入ったところで前方のパックに追いつきそこからはメンバーといれかえなが
らパックでの展開となった。
ここで周回数が6周であることを把握した。
ただここでパックで走るという意識は薄くとにかく前に追いつくという一心で踏み
続けた。
5周目に3人の7番手パックを形成し最終周回に入った。
最終周回に入った最初の登りでペースを上げたもののパックから抜け出すことはで
きず逆に最後のつづら登りで仕掛け返され若干ギャップができてしまった。
しかしどうにかスプリントが届く範囲のギャップで抑えることができたことに加え
て最後のくだりでギャップを詰められたことで余裕ができ落ち着いてスプリントに
入ることができた。
3人パックの最後尾から残り150m程度でスプリントを開始、しっかりと全員をまく
り7番手でレースを終えた。

XCO
U23はエリートカテゴリーと混走での実施となり、かつ時差なし(同時)スタートでグ
リッドはエリートの後方からという厳しい条件でのレースとなった。
どのようにスタートしたとしてもエリート選手に詰まることは明確だったため落ち
着いてスタートをすることを心に決めスタートを待った。
スタート直後にエリート選手をどこから抜いていくか瞬時の選択を迫られ右端を選
択した。
しかしこれが大きな失敗でエリート選手に詰まってしまい思うように前に出ること
ができず、逆サイドを選択したライバルと大きなギャップが生まれてしまった。
スタートループを4番手で終えたのち3番手パックを形成し本ループに入ったが狭い
シングルトラックのコースではエリート選手をパスすることができず早く前に出て
トップを追いたいができない状況に若干冷静さを書いてしまった。
大きなミスをすることはなかったが細かなミスを繰り返してしまい単独4番手となっ
てしまった。
2周目は前方選手が徐々に離れていく焦りがありつつも冷静さをとり戻すことにフォ
ーカスしようとした。
3周目にはリズムを取り戻し3番手が見える位置までギャップを詰めることができた
が、4周目に3番手選手もギャップが詰まったことから?ペースが上がり追いつくこ
とができなかった。
4周目からはかなりきつさを感じてきていたがどうにか精神力でペースを落とさない
ように我慢をして走った。
最終周回に入った時点で3番手とはかなり離れてしまっていたが最後まで何かあれば
必ず抜くという思いでプッシュをし続けた。
結果的にはギャップが少し詰まったまでで4位でレースを終えた。
XCC,XCOともにしっかりと準備を積み、自分の中では間違いなく今季一番コンディ
ションがよく走れていた感覚がある臨んだ中での今回の結果は本当に悔しく感じて
います。
それでも全く届かなかったということはまだ何かが足りないということに他ならな
いと思っています。
今回レース前に何があっても最後まで踏み続けると決め、実行できたことは自分に
中で一つ挙げることにできた成果でした。
まだまだライバル選手に比べてテクニックも、フィジカルも、経験値も足りずレー
ス中のくだらないミスも多いのが自分の現状です。
次戦までに、ひいては10月からのシクロクロスシーズンまでに1mmでも多くこの差
を埋めることができるようにトレーニングを積み準備をしていきたいと思います。
まだまだ課題は山積みですがそれだけ伸び代があるのだと前抜きに捉え次のターゲ
ットへとフォーカスしていきます。
最後になりましたがサポートをしていただいているスポンサー様、サプライヤー
様、サポーターの皆様に感謝を申し上げます。
次戦に向けて引き続きトレーニングに励んでいきます。
次戦は9/2-3Coupe du Japan 白馬岩岳大会になります。
引き続きよろしくお願いいたします。

361078136_284402297598995_5487073400931575668_n.jpg 361074026_1183295749289877_6748875369658194476_n.jpg 361069740_802469854621451_5675789255881407857_n.jpg 361068615_2642538045896230_1745424450234503714_n.jpg 360148944_6183507348427060_2760730491198028165_n.jpg 360229387_6506885016023737_4058475034309369866_n.jpg 360040046_840332571036872_6453998939371827156_n.jpg 360797812_814073646974839_5392844600127543383_n.jpg 360097979_305443705253329_1385315187391364846_n.jpg 360084961_3362968513849411_7079944646835670019_n.jpg