Jプロツアー第13戦群馬CSCロードレース
DAY1 2022年9月23日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周:6km 逆周り)距離:150km
出場:渡邉24位、若月DNF、水野DNF
前年度逆回り180㎞で争われたレースは100㎞以上アタック合戦が続き厳しいレースとなった。今年はどんな展開になるか。いずれにせよサバイバル化することは避けられない。マトリックスが少人数であること、BSも少人数であるため前へ前へのレースとなった。スタートからハイペースが6周ほど続き若月選手はインカレでの落車のトラウマから下りで遅れてしまう。高速コースである群馬は速いペースの時に遅れてしまうと戻ることが出来ない。続いて水野も身体のトラブルで集団から遅れてしまう。調子が戻りつつ前々で動けていたのでもったいない結果に。渡邉は7周目に集団が割れた際に前には入れずメイン集団で距離を消化していくことに。しかし前に有力選手が多く入ったことによりメイン集団はあきらめモードに。このままだとメイン集団ごと降ろされてしまう状況の中シマノの選手がメイン集団を残そうと全員で牽引し降ろされる状況は免れた。勝負とは関係ない動きではあるが純粋にかっこいいと思え、我々も全体の底上げを図りたいと強く感じた。逃げとメイン集団の差は徐々に拡大したが渡邉は24位で無事完走。彼も春から苦しんできたがやっと一段階乗り越えたように感じる。勝負は入部選手が独走を決めたが残り1㎞で小集団にキャッチされる。しかしそこからスプリントに切り替え勝ってしまう。あっぱれである。明日は60㎞と短いので高速レースが予想される。何とか先頭集団に渡邉を残しリザルトを狙いたい。
●監督談
今回も3人出走と少ない人数での遠征となった。渡邉のコンディションが良好。勝負所で前へ動けるよう位置取りには注意を。若月はインカレでの落車がトラウマとなっており下れない状況になっている。何とか乗り越えるべく場数を踏んでもらう。水野はパフォーマンスを取り戻しつつあるので後半まで渡邉のアシストをしつつレース強度で距離をこなして欲しかったがトラブルにより40㎞赤旗。渡邉がブレイクスルー間近なので次戦の霞ケ浦では暴れてほしい。
●渡邉談
集団が二つに割れた時に躊躇してしまい前には入れなかった。そこからはサイクリングが始まり距離を消化。残り5周からは身体はかなりきつかったが耐えた。高強度がまだまだ足りていないのでそこを克服するべくトレーニングを工夫していきたい。
Jプロツアー第14戦群馬CSCロードレース
DAY2日付 2022年9月24日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周:6km 逆周り)距離:60km
出場:渡邉22位、水野35位、若月DNF
昨日とは打って変わって60㎞と短くハイペースが予想された。レース開始直後は嵐の前の静けさかあまり速くないペースが続く。しかし5周目の登り区間でシマノが集団を絞りにかかる。ここで若月、水野はドロップしてしまう。渡邉は先頭集団に入ることに成功。しかしペースアップは続き6周目にドロップ。各自勝負の集団からはこぼれてしまったがゴールを目指すことに。先頭集団は10人まで人数を減らし少人数スプリントへ。BSの河野選手の優勝で幕を下ろした。渡邉、水野共に粘り完走。レースでコンディションを上げていくには完走は必須条件なのでそこは評価したい。
監督談今日も勝負の集団に送り込むことが出来なかった。あともう一歩で渡邉は入ることが出来そう。怪我や病気をしているメンバーを再合流した時の為少しでも底上げを図りたい。かすみがうらロードレースでは結果を残そうと強く団結した。
Jプロツアー第15戦まえばし赤城山ヒルクライム
日付 2022年9月25日開催地・コース 前橋合同庁舎エリアから⾚城⼭総合観光案内所までの特設コース全⻑21.5Km(標高差 1313m、平均勾配 6.4%、最大勾配 9.4%)距離:21.5㎞
出場:若月28位、渡邉31位、水野40位、山口45位
群馬3連戦の最終日は赤城山21.5㎞のヒルクライム。前半10㎞は勾配が緩く集団有利でロードレースの要素も含まれている。勾配の緩い10㎞までは皆集団に残るが1名また1名と減っていく。30分あたりで今回最上位だった若月選手もドロップしてしまう。ヒルクライムは走れるので下りのトラウマの克服が待たれる。渡邉は3日間の疲れが出てきた。(本人談)水野はコンディションをもう3段階は上げられそうな様子であった。山口は多忙の為久しぶりのレース参戦となった。J PRO TOUR残りは3戦。目標であった表彰台を目指して残りを戦っていく。
●監督談
ヒルクライムは個人との戦いである。体重を絞れば速く登れるが行き過ぎるとロードレースを走れなくなったり故障したり見極めが難しい。残り3戦、かすみがうらの地で結果をもぎ取り風林火山の旗を掲げたい。